みなさんどうもトモロヲだ!
世界で最も危険な鳥って知ってるか?
そう「ヒクイドリ」って言うんだ!見た目も超強そうだぜ!
青と水色の綺麗な頭と骨質のトサカ、体を包んでいる黒い羽根、そして鋭く尖った足の爪。
今回はそんなヒクイドリの秘密を紹介しよう!
まずはプロフィールからだ!
ヒクイドリのプロフィール
学名:Casuarius casuarius
ヒクイドリ目、ヒクイドリ科
和名である火食鳥(ヒクイドリ)の由来は喉から垂れる赤い肉垂から来ているそうだ。
分布:インドネシア、ニューギニア島、オーストラリア(北東部)
主に熱帯雨林に生息している。
体のサイズ:体長130cm〜170cm 体重30kg〜60kg
地上で二番目に重い鳥である。(ちなみに一番はダチョウである。)
最高体重は85kg成人男性をはるかに上回る体重である。
またメスの方が体重は重くメスは大体50kg台で、オスは30kg台である。
寿命:30歳くらい(飼育下だと40〜50歳)
食性:雑食性
主に食べているのは果実など、他には昆虫なども食べる。
餌は1日5kg必要とし、その餌を探して20km歩くそうだ。
現在は絶滅危惧種である。
世界で最も危険な理由は脚力が人間を殺せてしまう
世界で最も危険と呼ばれることとなった理由はその蹴りで、
一蹴りで人間を蹴り殺せる力があるんだぞ。
ヒクイドリ脚は鱗で覆われており、指先には鋭く尖った爪が生えている。
たとえ蹴りを耐えたとしてもその爪で肉をも切り裂かれるので
食らったらひとたまりもない。
そしてこの脚力は「蹴る」のみならず時速50キロで走ることもできるぞ。
空に飛べないが故に陸上に特化したんでしょうね。
【実際の蹴りの映像】
【ヒクイドリ同士のケンカ】
[jin-iconbox03]※普段は雑食であるが草食がメイン。見た目と違い温和なタイプで
無闇に自分から襲うことはしない。
チョッカイはかけないようにね![/jin-iconbox03]
ちなみに唯一チョッカイを出すのは人間だそうだ。
くれぐれも手を出さないように!
消化能力も最強で致命的な毒性のある果実を消化する
すごい秘密は他にもあります。
それは毒に強い免疫を持っていること。
動物に致命的な強い毒性のあるミフクラギ属。
この果実の種がかなり危険なんだ。種にはケルベリンと言われるアルカロイド配糖体が
含まれていて誤って飲み込むと吐き気、嘔吐、下痢、麻痺を起こす。
重篤な場合は心拍不安定となり呼吸困難で死に至ることもあるそうだ。
しかしヒクイドリはこのミフクラギ属のコバナミフクラギを好んで食すそうだ。
どうやら免疫があるそうで安全に消化し糞と一緒に種は排泄されるそうだ。
すごいぞヒクイドリ!
最後にヒクイドリファンへ
もし会いたいのであれば下記の動物園で今は見れるぞ!
・東武動物公園(埼玉県)
・福山市立動物園(広島県)
・とべ動物園(愛媛県)
・福岡市動物園(福岡県)
・久留米市鳥類センター(福岡県)
・熊本市動植物園(熊本県)
他にも飼育しているところはあるが非展示のところばかりだ。
そこは要チェックしていくんだぞ!
最後にフォトスナップでお別れだ。
以上ヒクイドリフォトスナップ集でした。